これもお兄ちゃんのせいだ!! 「お兄ちゃんは勘違いされても良かったよ?」 イタズラな笑顔で私の耳にコソッととんでもなこと言って来た! 「良くない!龍也、助けて〜!」 「はあ〜……おい、行くぞ双葉!お前のせいで終わらねぇ」 「それは困る!じゃあ、杏奈、門で待ってるからね!」 ヒラヒラ〜と手を振りながら、グランドから出て行ったけど全然騒ぎは収まらないまま体育祭は幕を閉じました。