「うん。きっと一緒に行ってくれると思ったからもう予約してある。人気のところなんだ」
「凛花、あなたの彼氏は計画犯ね。私がだめだと言ったら予約してるからって言う気だったんでしょ」
「ばれましたか」
また二人で笑ってる。ママは昔、病弱な私に過干渉だったが本当に変わった。彼を見て安心してくれたようだった。
「信也さん、凛花が怪我ばかりしている自分があなたのお荷物になるって心配してましたよ。叱ってやってくださいな」
「ママ、何で言うのよ!」
彼は私を見ている。
「そうですか。それは、肩以外にも心の治療が必要ですね。温泉で治療します。どうかお任せください」



