どんな君でも愛してる


「何が?」

「しっかりしてる。お見舞いの会社の人にも言われたわ。あなたは責任感も強いし、気が利いて仕事ができる、頼られてるって……皆褒めてたわ」

「ママ……」

「私ね、反省したの。凛花を信じて自由にしてあげればよかったのよね。大丈夫よ、今は素敵な彼氏もいるんだから甘えればいいの。彼は凛花が本当に好きなのね。見ていればわかるわ」

「ママ。私も彼が大好きなの。だからこそ、迷惑をかけたくない」

 ピンポーンと玄関の音がして母がインターホンの画面を見た。

「あら、噂をすれば影。約束してたの?」