「なんだ、やっぱり顔見ても気づいてもらえなかったんですね。俺と一緒じゃん。俺も何かもらってたかな?」
「どうせ、日本酒でしょ。凛花がそう言ってたもん。日本酒の空瓶見せたって無理だよ」
「うるさいな、加菜。何なんだよ」
「まあ、とにかく相川。お前が教えてくれたから工場勤務もわかったし、事故のことも知れた。本当にありがとう」
頭を下げた。
「もういいですよ。川村がもとに戻れるなら、何でもします」
「相川君、偉い!」
笹野が背中をたたく。相川が赤くなってる。この二人、あやしいな。もしかすると、もしかするかもしれん。



