どんな君でも愛してる


 最近は倉庫内で在庫の管理もしている。人手不足もあるが、うちの商品すべてをよく知る人間が少ない。結果、私の方が知っていたりして、任されるようになった。

 加菜がいなくて、寂しいなと思ったことはあったが、ここの昼休みはにぎやかだ。

 倉庫勤務はパートのおばさまたちが大勢いて、みんな優しい。居心地も抜群。

 今日もおばさまは自慢のお弁当を広げ、ぺちゃくちゃと話しながら楽しくお昼をみんなで食べてる。いつの間にか、私もその中に加えられて、おばさまたちの手作りの総菜をいつも少しづつもらっている。

「凛花ちゃん、一人暮らしだと栄養が偏るでしょ。ほら、この野菜炒めも食べな」

 パートさんが自宅でとれたおいしいトマトと野菜を炒めて作ったこの野菜炒めおいしいんだよね。

「わーい。またもらっていいんですか?おいしいですよね、これ。やっぱ、初夏のトマトって最高ですねえ」