どんな君でも愛してる


「全く……凛花は昔からうちの商品が好きで入ったんだもんね」

「うん。いろいろ見比べたりできそう」

「そんなわけあるかよ、ただの倉庫だぞ。おい、何かあればすぐに連絡してこいよ」

「うん、ありがとう」

 そういって、翌週から倉庫勤務となったのである。

 * * * 

 倉庫へ異動して、一か月が経過した。思ったより楽しくやれている。

 私の仕事は入出庫を管理して、パソコンに入れる。各支店や取引先に卸すための出庫管理、まれに検品漏れなどの確認。想像以上に忙しかった。まあ、色々考える時間がなくてかえって良かった。