どんな君でも愛してる

 
 * * * 

「信じられない、何なのそれ?まさか応じちゃったの、凛花」

 内示が出て、とりあえず急だったので加菜と相川君に報告へ営業二部のフロアへ降りた。

 打ち合わせコーナーで隠れるようにしてとりあえず加菜に話した。相川君は席を外していなかったのだ。

「うん……色々考えたんだけどね。人事部長も私のせいで地方へ飛ばされた。私が本当なら地方へ行くべきだったのに。噂が大きくなってるからつらいの。加菜だって知ってるでしょ」

「そうはいってもおかしいよ!凛花はちっとも悪くない。うちの社長ってこんなひどい人なの?ねえ、一緒に転職しよう!」

「でも……一応、私の場合三か月だけだからね。転職するかは帰ってきてから考えるよ。戻ってこれるか微妙かもしれないけどね」

「凛花ったら……」