どんな君でも愛してる


「お父様……」

「あとのことは任せておけ。お前の美貌ならなんとかなる。縁談は社長にも伝わってる。さてと、部長美味しい店があるんですよ、さっそく行きましょう」

「わかりました……」

 部長が席へ書類を持って向かう。私は急いで近づいた。

「部長。人事の川村です。この間ご提出いただいたこの書類のことですが……この付箋を付けたところ、今の段階でわかるだけでいいのでご記入いただけますか。それで大体の費用を予測してこちらであらかじめ算出しておきますので……」

 部長は書類を見た後、私の顔をじいっと見た。