「前の人もそう言ったけど、待てずに浮気した。付き合いだすとみんな男性は……身体の関係を求める」 「凛花、こっちを見ろ。前の男は俺じゃないだろ」 私が下を向いて話していたら、彼が両手で顔を自分に向けた。 涙が出てきた。信也さんが私をそっと抱き寄せた。 「信也さん……」 「凛花、あのな」 「うん」 「お前が俺を本当に好きなら、きっといつかお前が俺を欲しくなる。お前のほうから俺を求めて身体を預けてくれると思うよ」