どんな君でも愛してる


 彼は私の横に来ると、下を向いている私の顔をあげて驚いていた。涙目になっていたからだ。

「ごめん、凛花、驚かせてごめん。すまない」

 抱き寄せて背中をさすってくれた。私は彼にしがみついてしまった。

「何も心配するな。凛花は秘密を聞いても離れないって約束してくれただろ?俺は明日話すつもりだった。まさかこのタイミングで他から話が漏れるとは思ってもいなかった。ごめんな」

「……いなく……なるの?……」

「どこに行こうと凛花とは別れない。明日言うつもりだったけど、結婚を前提に付き合ってほしいんだ」

「それ……は……」