「あ、部長に話もあって直接持ってきたんだ。またいないの?」 「ああ、隣の課に行っているのかもしれない。打ち合わせ室かな?」 すると、笹野さんが近づいていく。凛花の同期の親友だ。彼女は相川が好きらしいな。見ていればわかる。 「凛花」 「あ、加菜」 「部長宛ての書類預かるよ。何か伝える?」 「あ、うん。ここね……」 説明が終わったところで相川が口を挟んだ。