どんな君でも愛してる


 ドン!

 今度は相川がこぶしを机にたたきつけた。周りがまた変な目でこちらを見た。彼は俺をにらみつけ、滔々と語りだした。

「言ってくれますね。人の気持ちも知らないで。あんたが来るずっと前から俺は川村をずっと想ってきた。男を作らないと言うのには何か特別な理由があるというのは薄々気づいていたんだ。だからこそ、踏み込みすぎると今までの関係がすべて崩れると思って俺は……」

「そうだな。その通りだ」

「え?」

「何か理由がある。俺もまだそれを知らない」

「知らない?それなのに、川村は交際をOKしたんですか?」