慌てている私と違って相手は冷静に話している。
ずっと下に向けていた顔をようやくゆっくりとあげた。だけど相手の顔を見た瞬間思わず息を呑む。
「可愛い子だね。君が今日から僕の妹になる子か」
「……っ、!!あ、あなたたちは……」
「おい、大輝。あんまグイグイ関わるなよ。紬ちゃん困ってるだろ」
戸惑いと驚きを隠せない私をよそに、2人は何かを話していた。
「ごめん、ちょっと大輝、興味あるのにはグイグイいくタイプで……」
な……なんで目の前に……“TWINS”のふたりがいるの?
なんで……。
「なーに玄関で騒いでんのよ。さっさと入りなさい」
「お、お母さん……こ、このふたりがお兄ちゃんになる人?」
「そうよ。紬もよく知ってるでしょ?TWINSの大輝くんと皇輝くん」
あんぐり、と口を開けてお母さんを見ると楽しそうに笑う。
「そのふたりが私の息子でね」



