「きゃあ!大輝くん!?」
ガチャとドアが開き、いつの間にか大輝くんが私の後ろにいた。
しかもなんか大輝くんの腕が私の体に触れている。
「も、もしかして今の話聞いて……」
「え?……だとしたらどうする?紬ちゃん、皇輝くんと秘密あるみたいだね」
「……おい、大輝。紬ちゃんを怖がらせるな。とっとと離れろ」
「嫌だね。だって、僕……紬ちゃんの事、ほっとけないもん」
心臓をバクバクさせながら話を聞いていると、何故か喧嘩腰になる大輝くん。
皇輝くんとの会話を聞かれていたと知った私は青ざめるばかり。だけど体は正直で、ずっと熱くてドキドキしている。
「なぁ、紬ちゃん。僕じゃ不満?皇輝くんの方がいい?」
「紬ちゃん。大輝のことなんて聞かなくていいから。俺が紬ちゃんの王子様だからな。ほら、こっちおいで」
「……〜〜っ、2人とも、なんかおかしいよ!?こ、こんなとこファンに見られたら……。それに、私は……2人の妹!」



