バタン、と私の部屋のドアを締めた。
「な、何したの……?」
「んー、この前つけたキスマーク、どうなってるのかなって。少し見せてよ」
「み、見せられないよ!こ、こんなとこで……」
皇輝くんは意地悪く笑うと私を腕の中に閉じ込めた。
ドキッと心臓が跳ね上がり、顔は一気に熱くなった。
皇輝くんからキスマークのことを聞かれるとは思わなくて、挙動不審になってしまう。
反射的に首元へ手を持っていってしまった。
「……俺にもっと可愛い顔見せろよ。そんな表情されちゃ、もっと紬ちゃんが欲しくなる」
「……ひゃあ!!皇輝、くん。ダメっ」
皇輝くんは無理やり私の手を離すと、首元へと顔を近づける。
ドキンドキンと心臓が激しく脈打ち、呼吸もだんだん浅くなる。キャパオーバーになりそうなのを必死で堪えていると……。
「ちょっと、皇輝くん何をしてるの。僕の可愛い妹に手を出さないでくれる?」



