もう恥ずかしいやら緊張やらで心臓はドキドキどころかバクンバクンと激しく脈打っている。
ジリジリと詰め寄られ、ついにはソファの端まで来てしまった。
「え、えと……」
「ん?俺は紬ちゃんのお兄ちゃんだ。なんでも受け入れるし、遠慮なく言っていいよ」
「……っ!」
タラり、と冷や汗が流れる。
私は何も言えなくなって、皇輝くんと目を合わせるばかり。目をそらそうと思っても逸らせない。
まっすぐ見つめるその目は、とても綺麗だった。
「……皇輝くんたち、たくさんの人を笑顔にしててすごいなって……思った……のです」
もうこのまま離してくれなさそうだったので、観念してつぶやいた。
緊張しすぎて声がめちゃくちゃ小さくなってしまった。更には変な話し方で言っちゃったし。
私の顔は多分真っ赤になっている。
自分の気持ちを伝えるってこんなに苦労したっけ?
私のお兄ちゃん、心臓に悪すぎる!!



