「俺が1番年上だから記憶は結構あるんだけどな」
「軽井沢に遊びに行ってた時に、ちょうど焼肉店を始める時で、只信に名前を相談して、龍臣は2人の名前の漢字を使ったんだ、只信のアイデアさ」
「あー、なるほどです、あ、私何か飲み物を用意してきます」
「俺も行く、4つ持てないだろ?」
「僕も行きたい…」
「雅臣は仕事の話だ」
「…はい」
2人は社長室に入っていった。
「怜花、行こう」
「はい」
給湯室に行くと下の自販機へ行こうと言われた。
「あ、じゃあお金を取ってきます」
「俺が出すよ」
「ありがとうございます」
俺は上司じゃないから普通に話せよと龍くんは言ってくれた。
好きなのどうぞと言われ、怜花はミルクティーを選んだ。
親父はブラック、雅臣はカフェオレと龍くんは買っていた。
雅臣はカフェオレのアイスが好きなんだよと教えてくれた。
そうだ、明日から変えなきゃ…
「ありがとう、私に教えてくれたんだね」
「んー、そこまで深く考えなくていいよ(笑)怜花は真面目だな」
「ううん、朝にお茶出し当番があるから助かる、みんなに伝えなきゃいけないから」
しばらく仕事の話をするから少しここで休んで行こうと自販機の隣にある休憩室に入った。



