「青柳さんには食べてもらってるよね?」
「多分、何か食べてたような気はする」
「多分て…」
「仕事してたからあまり隣を見てない…」
ちょっと怜花は安心した。
「龍くんと2人で食事したんじゃなかったのよ、社長もいたの」
「あ、うんそれは全然心配はしてない、兄貴と2人でも食事にいっても…2人が仲良いのは知ってるし」
「じゃあ、どうして来たの?」
「兄貴がどう言おうかって相談してきて…怜ちゃんにも聞いてみた方がいいと思ったから」
「龍斗くんのスキャンダルを狙う理由はそもそも何だろうね」
お父さんが言った。
「兄貴は前に自分くらいのモデルはたくさんいるって話してた」
「それだったらモデル兼俳優さんの方が狙われそうよね」
「知名度から行くとね」
「普通に幼なじみでいいんじゃない?」
お母さんが言った。
社長も神谷の息子とバレても跡継ぎは臣くんだから影響はないって言ってたよと臣くんに言った。
「そっか、まだ父さんと話してないから…」
「私は大丈夫だよ、心配して来てくれたんだよね」
帰りますと臣くんは見送られて帰っていった。
龍くんはSNSに彼女ではありません、仲のいい幼なじみです、ホテルとか行っていません、家に送っていきましたと短い文章でコメントをだした。



