「追われてないんですけど、うまく文章作りますね、なんなら私、龍くんとハグしたんですけど、その写真じゃないので張られてた訳じゃなさそうです」
「そうか、まあ龍斗にまかせようか」
「神谷の息子ってバレたらでも…」
「まあ、バレてもこの間のパーティーで跡継ぎは雅臣だと紹介しているから特に会社に影響はないと思うけどね」
「はい」
「雅臣は何て?」
「何も…(笑)出張なので」
怜花は自分の席に戻った。
ホワイトボードを見ると今日直帰になっていた。
もちろん青柳さんもだ。
あまり連絡はマメなほうではない臣くん。
私もそんなにする方じゃないからとお互い必要な時にしようとなっていた。
夜、お風呂も入り大好きな本を読んでいるとインターフォンが鳴った。
母の声がしていたがコンコンとノックがあった。
ドアを開けると臣くんが立っていた。
「どうしたの?」
「兄貴からごめんて連絡があって…」
「あー」
2人はリビングに降りた。
「雅臣くん、ご飯食べた?」
「あっ……」
「もう、新幹線だったんでしょ、何か食べれたでしょ」
「う、うん…」
お母さんが焼きうどんを作ってくれた。
「すいません、いただきます」



