次の日社長が外出する為1階に見送りに来ていた。
送り出して後ろを向くと龍くんの姿を見つけた。
そっと寄っていき服をツンツンと引っ張る。
「おっ、怜花か、久しぶりだな」
「夏休み、会えると思ってたのにー」
「そうだな、悪い」
「仕事ならしょうがないけどさ…忙しいの?」
「いや、今日はパーティーのお礼に来た」
「こっちがお礼しなきゃね、色々ありがとう」
「今日さ、夜に親父と呑むんだけど怜花も来るか?」
「え?いいの?」
「もちろん」
「じゃあ、行く」
「おう、じゃあ後でな」
バイバイと手を振って別々のエレベーターに乗った。
夕方戻ってきた社長に夜の事を話すと店の名前と地図を送っておくから着替えてタクシーでおいでと言われた。
怜花は家に1度帰ると花柄のワンピースに着替えてタクシーで家を出た。
会員制のお店らしく社長が入口で待っていてくれて一緒に入る。
少し遅れると龍斗から連絡があったから先に食べようと食事をしていると龍くんもやってきた。
「ごめん、撮影が押した」
「あれからモデルの仕事だったの?」
「うん」
「モデルって朝早いイメージがあった」
「外ロケはな、スタジオ撮影だったから」
「ふーん、不思議な世界ね、髪型もかっこいいよ」
「そのまま来たからな」



