「はぁっ……はぁ…」

何だ…
またこの夢か…

目覚めの悪い、この最低な夢。

あの時の感覚は、まだ…。



「愛、シュシュ借りたから」

「お姉ちゃんいっぱい持ってるんだからいいじゃん!」

「あんたね、こっちは高校生なの!毎日オシャレしたいわけ!あんなは中学生なんだから、清楚にしなさい。」

なんて自己中な発言だ。

私だって、校則がなかったら、可愛いシュシュを付けて学校に行きたい!

だいたい、あんたのせいなんだから!

この悪夢は!