(え? どうして……)
その次は子供サイズのエナメルの靴。温かそうなコートに、筆記用具。日持ちのするお茶菓子や温かなシチュー、クリスマスケーキ――。
「ヴァーリック様、これ――」
オティリエの瞳に涙がたまっていく。
幼少期の寂しくて悲しかった聖誕祭の思い出たち。物心がついてからプレゼントをもらった記憶なんて一度もなかった。けれど、オティリエは毎年聖使者に向けて手紙を書いていた。
『聖使者様、私のお友達になってくれるぬいぐるみがほしいです』
『お姉様と同じ絵本が読みたいです』
『お姉様が履いているキラキラした靴がほしいです』
(これは……このプレゼントは……)
その次は子供サイズのエナメルの靴。温かそうなコートに、筆記用具。日持ちのするお茶菓子や温かなシチュー、クリスマスケーキ――。
「ヴァーリック様、これ――」
オティリエの瞳に涙がたまっていく。
幼少期の寂しくて悲しかった聖誕祭の思い出たち。物心がついてからプレゼントをもらった記憶なんて一度もなかった。けれど、オティリエは毎年聖使者に向けて手紙を書いていた。
『聖使者様、私のお友達になってくれるぬいぐるみがほしいです』
『お姉様と同じ絵本が読みたいです』
『お姉様が履いているキラキラした靴がほしいです』
(これは……このプレゼントは……)



