ゆっくりとベンチに座り、ぽつりと話す。 会社に行きたくない。それは私にとって純粋な事実だ。こうやって会社の最寄り駅に着いた今も、仕事が休みで帰ることができたらいいのにって思ってしまう。 「だったら会社に行かなければいいのです。体調悪そうですし、休んだらどうでしょうか?」 「会社を休むわけにはいきません。仕事があるから、会社へ行かなきゃいけないんです」