7月15日、あなたに告白します。

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 ご飯を食べ終わって、私は一番風呂をいただいた。

 高校生になってから帰りが遅くなって、普段は平日なんて夜遅く、家族の中でも最後に風呂に入る。
 だからこんなまだ夕日の差し込む中、一番風呂をいただくなんて、もう数えるほどしか経験がない。


「・・・ふーっ・・・」


 ご飯を食べて、お風呂に入って。
 そういう、日常の小さな温かみが、今の私にはこれ以上ないくらい心地よかった。


「・・・明日、明日・・・どうしようかな・・・」


 湯船につかりながら、パチャパチャと水を手で揺らしつつ、ぼんやり物思いにふける。


「・・・付き合えたのに、だめだった・・・」


 昨日、確実に天ヶ崎くんは「付き合おう」と言ってくれた。
 それなのに、7月15日は終わらなかった。

 両想いじゃないとだめってことなのだろうか。

 だとしたらそんなの本気で無理だろう。


「・・・はーっ・・・・もうだめだ・・・」


 考えれば考えるほどまた気持ちが沈んでいきそうだったから、私はまだ湯船につかってほんの少ししか経っていないけれど、湯船を出てシャワーを浴びた。
 シャワーの水に飲まれて、私の暗い気持ちまで流されてしまえばいいのに。