7月15日、あなたに告白します。

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 天ヶ崎くんは踏切の先で待っていた友達に断りを入れ、私達といっしょに歩き出した。


「そういえば文化祭の実行委員の募集始まってたよね、僕ちょっと興味あってさ」

「清翔そういうの得意だしな、いいんじゃないか?」

「ありがと。あ、日野さんは?そういうの興味ない?」


 私は中学でも文化祭の実行委員をつとめたし、興味がないことはないけど・・・。
 残念ながら7月15日に文化祭を行われることはないのでもうどうでもいいことだ。


「・・・あんまり、ないかな」

「そっか・・・実行委員になっちゃうとクラスのほうに専念できなくなっちゃうし、デメリットも大きいよね」


 否定的な私の意見も、にっこり笑って受け止めてくれる天ヶ崎くん。


「にしても最近暑すぎないか?部活中とか」

「剣道部はかなり着込むから特に暑そうだよね」

「清翔こそ、サッカーは屋外だから暑いだろ」

「うちは緩いからなぁ・・・結構部活中の休憩が長めでさ」

「まあ体調面では安心だな。日野は吹奏楽だったけど、吹奏楽って基本屋内だったよな?」


 まあ練習は屋内だ。
 たまに野球応援とかで屋外演奏はあるけど。


「うん・・・基本屋内」

「暑いと音程?音質?が変わる・・みたいなの聞いたことあるしやっぱそうなるよな。なんかプロとかだと音程だか音質だかのためにわざわざ海外でレコーディングしたりするんだろ?」


 私の簡潔な返答にも関わらず、どうにかうろ覚えの知識で話をつないでくれる佐倉くん。

 天ヶ崎くんと佐倉くんが話し、時折二人が気を遣って私に話を振り・・・って感じのまま会話は進んでいき、30分ほど歩いてようやく学校が見えてきた。