7月15日、あなたに告白します。

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ジリリリリリリリ――――――!!

 十四度目の、朝が来た。
 時計が0時をまわった瞬間、目が覚めるとベッドにいた。


「・・・・っう、うぁ・・・っ」


 朝が来た————、そう思った瞬間、うめき声にも似た嗚咽があふれだした。

 私の目から大量の涙がこぼれ、枕に染みを作る。

 もうこれ以上生きれない。
 もうこれ以上あがけない。

 枕に突っ伏して、ひたすらに泣いた。

 けれど泣いていると、ふと昨日の佐倉くんの温もりが、蘇ってきた。


「・・・さくらくんに、あいたいな・・・」


 学校に行く気力も、天ヶ崎くんに告白する気力も出そうにないけれど・・・佐倉くんの顔が、なんだか見たくてたまらなくなった。

 あの顔に、あの声に、あの温もりに。
 今、触れたい。


「・・・・6時・・・・」


 いつもなら準備を済ませ、そろそろ佐倉くんの家に向かおうかという頃。

 私はしばしぼんやりと時計を見つめていたが、突然立ち上がった。


「・・・・・」


 そしてただ淡々と制服を来た。
 無表情に、無感情に、何も考えないように。
 何かを考えてしまうと、涙があふれてしまいそうだったから。

 そして制服だけ着たら、泣きはらした目も、少しだけ寝癖がついた髪もそのままに、家を出た。


(・・・・佐倉くんの家に)


 それだけが、心の支えだった。
 私はそれだけを頼りに、淡々と足を進めた。