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ファミレスを出ると、もう日はとっぷり暮れていた。
「一瞬で暗くなったね・・・」
「だな」
「もう帰らなきゃだ・・・」
名残惜しそうにつぶやく私に、佐倉くんも無言でうなずいた。
「・・・送ってく」
「・・・・」
まだ帰りたくない、なんて言ったら、きっと困らせるよね。
それでもまだ、帰りたくないんだ。
帰ることが、明日が来ることが、怖くて怖くてたまらないんだ。
「・・・俺、プリクラ撮ったことない」
「・・・へ?」
急に何事かと思い、顔を上げる。
佐倉くんは私の背後を見ている。
何を見ているのかと振り返ると、ゲームセンターが見えた。
「なんか女子は遊ぶとき毎回プリクラ撮るんだろ?妹がよく話してる」
大真面目な顔してそんなこというから、つい笑ってしまう。
「あはは、わかんない。人によると思う」
「日野は?」
「私は・・・・」
別に、正直言えばそこまでプリクラ撮る方じゃない。
どちらかといえば友達に誘われたら撮るっていうくらい。
なんだけど・・・。
「私も、よく撮る」
「そうか」
「プリクラ撮らないと遊び終われないってくらい」
「じゃあ、撮りに行こう」
きっと佐倉くんは私の嘘に気づいていただろう。
けど、何も言わず私の手を引いてくれた。
「え、高いな・・・」
500円、とかかれたプリ機を見て、佐倉くんが愕然とした。
「最近特に高いんだよね。あ、いいよ、私が払う」
「いや俺が・・・」
「どうせ明日になったら使ったお金もリセットされるんだから変わんないって」
そう言って、私は有無を言わせずコインを投入した。
自分から撮りたいとは言わないけど、友達と何度もプリクラを撮ったことがある私は、慣れた感じで操作して、プリ機に入る。
一方の佐倉くんはおろおろしつつも、慌てて私に続いてプリ機に入ろうとする。
しかし、急に入口で止まる。
「お、思ったより・・・狭いな・・・」
「・・・そう?それより始まりそうだから、ほら」
「・・・お、お邪魔します・・・」
なぜか腰を低くしてプリ機に入ってくる佐倉くん。
佐倉くんが入ってきた瞬間、時間になって撮影が始まる。
『撮影スタート♪まずはお友達と仲良くハートポース!』
プリ機からの指示に、佐倉くんが目をむく。
「ハー・・・ハート!?」
「いいから早く!撮影されちゃ————」
「え、いや待て、ちょ—————」
パシャ。
ファミレスを出ると、もう日はとっぷり暮れていた。
「一瞬で暗くなったね・・・」
「だな」
「もう帰らなきゃだ・・・」
名残惜しそうにつぶやく私に、佐倉くんも無言でうなずいた。
「・・・送ってく」
「・・・・」
まだ帰りたくない、なんて言ったら、きっと困らせるよね。
それでもまだ、帰りたくないんだ。
帰ることが、明日が来ることが、怖くて怖くてたまらないんだ。
「・・・俺、プリクラ撮ったことない」
「・・・へ?」
急に何事かと思い、顔を上げる。
佐倉くんは私の背後を見ている。
何を見ているのかと振り返ると、ゲームセンターが見えた。
「なんか女子は遊ぶとき毎回プリクラ撮るんだろ?妹がよく話してる」
大真面目な顔してそんなこというから、つい笑ってしまう。
「あはは、わかんない。人によると思う」
「日野は?」
「私は・・・・」
別に、正直言えばそこまでプリクラ撮る方じゃない。
どちらかといえば友達に誘われたら撮るっていうくらい。
なんだけど・・・。
「私も、よく撮る」
「そうか」
「プリクラ撮らないと遊び終われないってくらい」
「じゃあ、撮りに行こう」
きっと佐倉くんは私の嘘に気づいていただろう。
けど、何も言わず私の手を引いてくれた。
「え、高いな・・・」
500円、とかかれたプリ機を見て、佐倉くんが愕然とした。
「最近特に高いんだよね。あ、いいよ、私が払う」
「いや俺が・・・」
「どうせ明日になったら使ったお金もリセットされるんだから変わんないって」
そう言って、私は有無を言わせずコインを投入した。
自分から撮りたいとは言わないけど、友達と何度もプリクラを撮ったことがある私は、慣れた感じで操作して、プリ機に入る。
一方の佐倉くんはおろおろしつつも、慌てて私に続いてプリ機に入ろうとする。
しかし、急に入口で止まる。
「お、思ったより・・・狭いな・・・」
「・・・そう?それより始まりそうだから、ほら」
「・・・お、お邪魔します・・・」
なぜか腰を低くしてプリ機に入ってくる佐倉くん。
佐倉くんが入ってきた瞬間、時間になって撮影が始まる。
『撮影スタート♪まずはお友達と仲良くハートポース!』
プリ機からの指示に、佐倉くんが目をむく。
「ハー・・・ハート!?」
「いいから早く!撮影されちゃ————」
「え、いや待て、ちょ—————」
パシャ。


