7月15日、あなたに告白します。

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 今日も恒例の体育の時間。
 けど今日の私は、いつも以上にやる気満々でやってきた。


「佐倉くん!聞いて!朗報!!」


 私はきらきらと目を輝かせつつ、第一声そう言った。


「もしかしたらね、天ヶ崎くんの悩み、わかっちゃったかも!」

「そうなのか」

「うん!あのね、朝踏切で話してて―――――」


 私は朝天ヶ崎くんと話した一連の会話を繰り返した。

 聞き終わった佐倉くんは、ひとつうなずく。


「なら話は早いな。あとは清翔の背中を、日野が押してやればいい」

「うん・・・けど天ヶ崎くん、引き受けたほうがいいって言ってほしいのか、断ったほうがいいっていってほしいのか判断が付きかねるというか・・・」

「それは決まってる。引き受けたほうがいいって言ってほしいはずだ」


 佐倉くんは迷いもせず、断言した。
 私が何か言いたげにしていたからか、佐倉くんは続ける。


「清翔はそういうやつだから」


 理由になってないけど。
 まあ天ヶ崎くんと親しい佐倉くんが言うんだから、きっとそうなのだろう。


「・・・わかった、佐倉くんを信じるよ」

「ああ」


 佐倉くんが、どことなく嬉しそうにほほえんだ。


「じゃあ私、天ヶ崎くんに話してみるよ。副部長、受けてみたらって」


 今回こそ。
 今回こそは、このループを抜け出して見せる・・・!

 私はぎゅっと拳を握った。
 それを見つめていた佐倉くんが、口を開く。


「日野なら大丈夫」

「!」

「7月16日で会おうな」

「・・・うん」


 7月16日で、佐倉くんと会おう。
 もう私は、運命なんかに負けたりしない。