7月15日、あなたに告白します。

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 今日はやることがたくさんだ。
 いつも通り天ヶ崎くんにアタックすることももちろんだし、天ヶ崎くんの悩みを探るのだって手を抜けない。


「ね、深友。サッカー部の知り合いっていない?」

「サッカー部?いやぁ、いないなぁ・・・」


 朝一番にそう尋ねたけれど、深友は色よい返事はしてくれなかった。
 それどころか私に言葉を返す。


「むしろ永の知り合いにいるでしょ~?永の好きぴがサッカー部じゃ~ん」


 にやにやしながらそういじってきたけど、私の好きぴに聞けないから尋ねたんだ。
 けどそのことを話しちゃうと若干ループのことも関わってくるので、何も言わないで置いた。


「ていうかどうなの、告白の約束取り付けれた?」

「うん、放課後に」

「きゃーっ!やばいねっ、やばいね!!」


 深友は我がことのように大喜びしてくれる。


「もう授業どころじゃないじゃん・・・、しかもこういう時の授業って異常に長く感じない?永遠に終わんないかもってくらい」


 私も深友の言葉に、私はただうなずいておいた。
 深友はすっごく友達思いでいい子だし、大好きだけど・・・この会話十一回目なんだ・・・。

 私が何度告白しても、天ヶ崎くんに「ごめん。今は誰とも付き合う気がなくて」って一言一句違わず断られるみたいに、深友も大筋は違えど毎朝この会話に流れ込んでしまう。
 さすがに十一回も同じ会話すると気が滅入ってくるってもんだ。

 とりあえずこの後どうあがいても告白の話になり、どうあがいても夏休みの話になり、どうあがいても夏祭りの約束に流れ着くことはもう確認済みなので、私はこれ以上気が滅入らないよう席を立った。


「ごめん、ちょっと他の子に聞かなきゃいけないことあるんだー、お昼いっぱい話そうね!」

「うん、わかったぁ」


 深友はサッカー部の知り合いがいないそうなので、他の友達をあたってみることにした。
 私は同じクラスの子、そして中学や部活つながりの他クラスの友達もまわり、朝の時間ぎりぎりまで情報収集に励んだ。