「…んふふ、じゃあご飯貰っていい?」 「ん、」 逸羽さんは私の腕を引っ張て、リビングに行く。今日は、冷やし中華を作った。 もう食卓に並べてあるから、逸羽さんはそれを見て、 「…わぁ、美味しそう!ありがと!羽瑠」 そう言って、逸羽さんは私の頭を撫でてくれる。 そんな生活を1週間続けていて、優しい人なんだなと思う。 その後、逸羽さんは美味しいって言いながら食べてくれた。 実家にいた頃もご飯を作っていたけど、美味しいなんて言われなかったから、嬉しいな、なんていつも思う…。だから私も、