「おはよ、今日は2人でなんてどーした?」


いつもは、女3、男3の6人で居たから不思議そうに聞いてくる莉玖に、

「た、たまにはいいでしょう」

緊張してぎこちなく返してしまった。

「ま、いいけど、どこ行こっか?」


気にすることもなく次の会話をする莉玖に

「どこへでもいいよ」


つい、ぶっきらぼうに答えてしまう。