推しとの恋は、ケーキのように甘い。

私は今悩んでいます。その理由は1週間前に遡る…。


あんなことがあってから、1ヶ月がたった。
私は、今日曜日なのでお店の手伝いをしているんだけど、瑛翔くんは、撮影で来れなくなるって行ってから、本当に来なくなったな…

…なんか……

そんなことを考えていたら、


カランカラン




「あっ、いらっしゃいませ!」



という音がなり、ドアの方をむくと、



「あ、瑛翔くん?!」



なんと、サングラスをかけて帽子を被ってる瑛翔くんが。




「…んふふ、久しぶりの咲良ちゃんだ」



「…ど、どちらにしますか?」




なんで、私に会って嬉しそうにするんだろう…



「…今日はねー、おすすめ教えて貰えますか?」



「…オススメですか?」



「うん。」



そう言って、瑛翔くんはキラキラ笑顔で笑う。…眩しすぎるよ…!!



そうじゃなくて!



「…おすすめは、こちらですね。」



私が指を刺したのは、水色のケーキ。



「…理由を聞いてもいいでしょうか?」



瑛翔くんはニヤッとして、私に聞いてくる。
それもすごくカッコいい…!!



「…えっーと、もう少しで、春になり桜が咲きます。みんなそこに目が向きがちなんです。でもこのケーキは、春が来て、雪が溶ける、雪の終わりをイメージしているんです。このケーキはホイップがすごくふわふわで雪みたいなんですよ!」


このケーキは、冬と春限定のもので、見た目もすごく可愛いのに、すごく美味しい。

「…可愛い、じゃあこれにします。」

「ほんとに可愛いですよね!!!私もこれすごくお気に入りなんです!でも冬と春限定だから、お父さんにこっそり作ってもらってます。へへ」