ウソ当てゲーム

「俺……柚月とキスしたい」

「へ!?」

「ばーか。なに本気にしてんだよ。嘘に決まってんだろ」


 頬杖をついて、テレビ画面を見つめたまま。

 淡々とした調子で言う蒼空の表情は、一切変わらない。

 はぁ……そっか。そうだよね。

 キスって、いきなりそんなこと。

 さすがに言う訳ないじゃん。

 なに考えてんのよ、わたし。

 まだドキドキする胸を押さえながら、頭をフル回転させる。


 ……えーっと。

 これ、四つは嘘で、一つだけ本当……なんだよね?