「…………え、?」 しょうは目を見開いて、顔を真っ赤にしていた。 唇には、チョコレートがついていた。 ガン見してしまう。 潤んでる。 柔らかそうだな……。 「ゆ、ゆう?なに、いって」 視線に気づいたのか、しょうは唇を隠した。 …うーん。 「したことある?キス」 「っ!!」 分かりやすく動揺するしょう。 「っ…な、ないよ」 「…ふーん」 「なっ、な、なに、いって」 「してみたい。キス」 「へ」 「ねぇ、お願い」