ぴろん。
ケータイが鳴った。
しょうからのメッセージだ。
" ごめん。委員会の仕事があって、長くなると思うから帰ってていいよ "
そっからつらつらと、何時までに帰るだのなんだの書いてあった。
「……いーよ。行こう」
「まじ?やったー」
「…しょう、委員会だってさ」
「へー、大変だな。体育委員だっけ?1年でも、ちょー仕事振られるらしいし……」
「ん……」
「あっ、俺先生からお金もらってくるわ。来る?」
「…頼んだ」
「おっけー。じゃ、帰りの準備しとけよ」
「ん……」
教室のクーラーはもう消えていて、暑いことに気づき、窓を開ける。
窓からは中庭が見えた。
……あ、しょうだ。
見間違えるわけもない。
なんか箱持って、歩いてる。
…で、隣には女の子がいた。
何を話してるのかは分からない。
でも、その子の高らかな笑い声が、ここまで聞こえてきて。

