何度も言いたいセリフではなかった。
なんか。
とにかく。
もやもやする。
相良から目を逸らし、床をじっと見つめた。
「……あー、そういう感じ?」
相良はそう言って、頭をかく。
「なんでちょっと嬉しそうなんだよ」
「ん?いや、ラッキーと思って」
「え?」
「…あぁ、いや。……ほら、雨宮と一緒に帰んないなら、買い出し行かね?お前ら放課後ずっとくっついてるから、明日練習抜けて買いに行こうと思ってたけど」
……あぁ、そういうことね。
…いつもだったら、すぐ断る要件だ。
しょうは、私と帰れないとすぐ不機嫌になる。
しょうがそれを口に出すことは無いけどね。
「…………」
「むしゃくしゃしてんなら、遊んで発散すりゃいいしさ。俺今日バイト無いから付き合うぜ」
……。
行きたい。
相良とは、結構気が合う。
でも。
なんか、すごい、罪悪感が……。

