幼なじみって、言わないで!




「いやー、どう思った?」
「……どうって」


なんか。


「いい気分では、ないような」


なんでだろ。
しょうかっこいーって、思えないな。
いや、かっこよかったけど…。


少し考えていると、真希は何故か横でうんうんうなずいていた。


「…なに」
「いや、大きな一歩だよ。佑奈のこと、いちばん応援してるから!」


だから、なんだよって。


「あっ、ほら祐奈さん。前進みましたよ」


上手いことはぐらかされて、私も追及はしなかった。
でも、無意識に保健室の方を見てしまって。


「…しょう」


見えない姿を、探す。