まさか本当にメッセージが来るとは思わず固まってしまう。
今はちょうど仕事のお昼休憩で、目の前には美沙と有村くん。
美沙とはよく一緒にお昼を食べるが、あのバーベキュー以来有村くんもたまに一緒に食べるようになった。
私が固まったことには誰も気づいていなくて。
「ねえ、今週末芽依は暇してる?」
タイミングを計ったかのように美沙が私に声を掛ける。
「あ、いやちょっと今週末は予定あって。」
「そっかぁ。じゃあまた今度誘うね!」
まだ確定しているわけではないけれど、きっと忙しい合間を縫って時間を取ろうとしてくれている涼太くんを断ることは出来なかった。
自分のデスクに戻り、スマホを開く。
なんて返信しようか迷いつつもここはシンプルに。
芽依:空いてます。
とだけ返信した。
すぐにメッセージの受信を知らせるようにスマホが震える。

