出会った彼は


「ほんと?良かった。」

と言って、バーの扉を開く。


週末だからか、人がいつもより多い気がするがよく座るカウンターに通された。

各々好きなお酒を頼む。私はカクテル。隆也さんはウイスキーを頼んでいた。こんなところも大人だよなあ。


他愛もない話をしていると、店の扉が開く。


何気なくそちらを見ると

―――!!

涼太くんだった。

一瞬目が合った気がしたけれど、すぐに奥の席に消えていった。

隆也さんは涼太くんが来たことには気づいていなかったようで、そのまま話始める。

♪~~~~~

隆也さんのスマホが鳴る。


「ごめん、ちょっと。」

隆也さんは席を立って外に出て電話をしている。

「久しぶりですね。」