出会った彼は


みんないい感じに酔っぱらって雑魚寝する。


起きると昼過ぎで、みんな口々に頭が痛いだの気持ち悪いだの言っていた。

ごはんを食べに行こうという話になり、歩いて近くのラーメン屋に向かう。

「あれ?なんだろう。人だかり。」


美沙がラーメン屋の近くを見て言う。

「なんだろうね?」

私たちが首を傾げていると、有村くんと隆也さんが手前のコンビニを指さした。

「俺コンビニ寄りたい。」

「俺も。」

「へ?コンビニ?」


有無を言わさない表情だったので、とりあえずコンビニに行く事になった私たち。

飲み物を買って店を出る。

みんなもう外で待っていて、走って近くまで行く。

「ごめん、おまた…せ…」

さっき見ていた人だかりが、少しずつ移動していって私たちの前を通る。中にいた人が少し見えた。