出会った彼は


「あれ、もうお酒なくなった?」


酒豪の集まりかというスピードで無くなったお酒。

みんなまだ物足りないといった感じ。

「私買ってこようか。まだスーパーやってるよね。」

「え、いいよ。浩介たちに頼もう?」

「私欲しいものあってさ。ちょうど買いに行けるなら都合いいし。」


そう言って、財布とエコバックをもって玄関に向かう。

「よろしくね〜」

リビングで美沙が言う。

「芽依ちゃん、俺も一緒に行くよ。荷物重いと大変でしょ。」


隆也さんが隣で靴を履く。

「ありがとう。」

隆也さんと並んでスーパーまでの道を歩く。

「芽依ちゃん欲しいものって何?」

「あぁ、目薬。今日忘れちゃってさ。」

「そうだったんだ。」