「あ~、もう2人ともどこ行ってたの~?」
コテージの中に入ると美沙が少し頬を膨らまして待っていた。
「ちょっと散歩。2人もいい雰囲気だったしさ~」
少し茶化すとボボボっと頬を赤く染める美沙。
いつもはしっかり者だし、今までにも美沙の彼氏に会ってきたこともあるけれどこんな分かりやすい美沙は初めて。
その後も焼きそばなどを食べて、夕方まで沢山話して遊んだ。
片付けをしてさあ帰ろうという時。
「ごめん七瀬。ちょっと帰り隆也の車でもいい?俺ら寄りたいところあってさ。」
少し気まずそうな有村くん。
「あ、私は別にどっちでも。隆也さんが良ければ。」
「俺は構わないよ。」
コテージで美沙と有村くんと別れて、隆也さんの車で帰る。
帰りの車の中でも話をして、退屈な時間は一瞬もなかった。
「ねえ芽依ちゃんさ。」
「はい?」

