出会った彼は


少し驚いたような顔で私に言う。

「うん、あの時ドキドキしてたから。」

「俺も一緒。芽依ちゃん可愛くて、あの時から誰にも渡したくなかった。」

優しく微笑んで私を見つめる涼太くん。


「連れてきてくれてありがとう。」

「こちらこそ。また来よう。絶対。」


2人で手を繋いで朝日が昇る景色を目に焼き付けた。


そこからはドタバタで。帰る準備をして、寄りたかった場所によって空港へ向かう。


「最後の最後でタクシーパンクとか焦ったね。」

「うん、でも間に合ってよかった。」


ハプニングはありつつも、涼太くんとの初の旅行は無事に終わりを迎えそう。

飛行機ではやっぱり眠たくて、ほとんどの時間を寝て過ごしていた。