出会った彼は


キャリーケースを持ってきて、お互い荷造りをする。


ある程度荷物を入れて、次の日の朝飛行機に乗る予定なのですぐに眠る。

ワクワクしすぎて寝不足気味だけど、持ち物の最終確認をして空港に向かう。


飛行機のチケットは涼太くんが取ってくれていて、ファーストクラスの座席に案内される。

初めて乗るファーストクラスに胸を躍らせていたけど、寝不足もあってか行きの飛行機はほとんど寝ていた。


数時間のフライトを終えて、空港に着く。

南国の匂いが鼻をくすぐる。


手を繋いで、タクシーに乗り込みまずはホテルに向かう。

ホテルも涼太くんが取ってくれた場所で、部屋からは海が見えた。


「わ~!すごいね!綺麗!」

「喜んでくれた?」

「うん!素敵!こんなところに泊まれるなんて夢みたい!」


涼太くんは私の方を見てニコニコ笑う。