「まあまた必要になったら買えばいいもんね。俺はそれでも大丈夫だよ。」
「うん、洋服とかは少しずつ持ってこようと思う。」
「わかった。車必要になったら言ってね。」
涼太くんはソファに座りながらもピッタリとくっついている。
「でもさ、涼太くん。本当に迷惑かからない?バレるとか、そういう不安もそうだけど。友達家に呼んだりとかもしにくくなっちゃうでしょ?事前に言ってもらえれば私もどこか別の場所に行ったりできるけど、急だとそうもいかないし…。」
私はきっと独占欲が強い方で、恋人という存在との時間を他の人に取られると考えると嫌になってしまう。
だけどそんな私の不安とは裏腹に、キョトンとした顔の涼太くん。
「バレることに関しては、注意していかなきゃなって思うけど友達とかは別に気にしなくていいよ。芽依ちゃん嫌なら呼ばないし、芽依ちゃんの友達も好きに呼んでもらって構わないし。」
「いや、事前に言ってもらえたら私も心の準備できるし、知ってる人ならいいんだけど。」
「じゃあちゃんと言うね。芽依ちゃんも遠慮しないでね。」
以前同棲を経験して失敗している身からすると、同じ間違いはしたくないので少し慎重になってしまう。
「あと一つ、気になっていたことが…。」

