「うん、ほんっとに嬉しい。幸せ。」
こうやって笑ってくれる涼太くんを見るだけで大丈夫だと思える。
「芽依ちゃん、少しずつ荷物持ってきていいからね。」
「あー、うん。そのことで少し話があるんだ。」
リビングに移動しながら話をして、ソファに座る。
「話?何?」
少し構えたような涼太くん。
「あ、違う。一緒に住むのやめるとかそういう話じゃないよ。」
そう言うと少し安心したような表情を見せた。
「私の家の家具ね、ほとんど処分しようかなって思ってるの。」
「処分?別に持ってきてもいいよ?」
「でも、やっぱり大きい荷物って結構目立つしさ。それに私が今使ってる家具ってとりあえず引っ越しで必要だったから買っただけで特に思い入れもないし。収納棚とかいくつか持ってこれたらそれでいいかなって。」
「芽依ちゃんがいいなら構わないけど…。」

