出会った彼は


涼太くんに話したかった話もできて、仕事に向かう。


今日もいつものお見送りを受けて、駅まで歩く。


少しずつ、春の暖かさが感じられるようになった。


去年の今頃はこんな事になると思わなかったな。

変わらずに仕事をして、部屋の荷造りとかも考えなくちゃなと思うと顔がほころんでしまう。


何とかほころぶ顔を隠しながら今日の勤務を終える。

家に帰ろうと、会社を出ようとすると


「あれ、なんかいいことあった?」

後ろから美沙に声を掛けられた。

「美沙!昨日っていうか今日だけど大丈夫だった?」

「二日酔いやばくて昼くらいまで機能しなかったけど回復したよ!」


ニコニコ笑う美沙。

「昨日話してたこと、今日伝えたんだ。一緒に住む方向で話が進みそう。」

「そうなんだ!よかったね~♪」