「ん、おはよ。」
目が覚めてきて、涼太くんの顔を見ると昨日のことを思い出して顔がボボボッと熱くなる。
うわ、私昨日すごく酔っぱらって迷惑かけた気がする。
咄嗟に布団で顔を隠すと心配そうな涼太くんの声がする。
「あれ、芽依ちゃん具合悪い?大丈夫?薬持ってこようか?」
「いや、大丈夫。むしろ昨日私すごい迷惑かけたよね。ごめん…。」
「え、覚えてるの?あ、二日酔いとかしないって言ってたっけ。」
そう、私は二日酔いは基本しないし記憶を飛ばしたこともない。
だから鮮明にとは言わないけれど昨日の記憶ももちろんある。
「もしかして照れてる?」
布団をめくってこようとした涼太くん。力いっぱい布団をめくられないように抵抗するけど、力で勝てるはずもなく。
真っ赤な顔をした私と目を合わせる涼太くん。
ふっと優しく笑って、
「かわい~、昨日の酔っ払い芽依ちゃんも可愛かったけど、シラフで照れてるのも可愛いね」

