出会った彼は


「うん。そうできたらいいなって。」

「じゃあもうそれはいいんじゃない?」


美沙が真剣な顔をして言ってくれる。

「確かに何かあった時、迷惑かけちゃうとか思う気持ちも分かるけど。そんなこと言ってたら先には進めないよ。それとも芽依は今だけのつもりで付き合ってるの?」

「そんなこと思ってないよ。」

「でしょ?だったらいずれはそうなるんだから遅かれ早かれだよ。」


美沙が背中を押してくれたので少しスッキリ。

そして、涼太くんに改めて返事をしようと決めた。

「美沙ありがとう。スッキリした。」


「いいえ~!さ、悩みも消えたことだし今日は沢山飲もう~!」

さっきの真剣な表情とは違い、ニコニコといつもの美沙。


「ていうかそのピアスかわいいね!」

「あ、うん。貰ったの。」

ピアスを触りながら美沙に答える。