「お誕生日おめでとう。生まれてきてくれて、出会ってくれてありがとう。」
優しさの中に、真剣な表情が混ざったよな顔をした涼太くんが私を見つめる。
「こちらこそ。沢山プレゼントありがとう。出会ってくれて、付き合ってくれてありがとう。」
ギューッと涼太くんに抱きつく。
「かわいい、芽依ちゃんに出会えて本当に良かった。」
涼太くんは私を抱きしめ返しながら言ってくれる。
アイドルのことを好きになるなんて思っていなかったけど、涼太くんの存在を知って。たまたまだけど好きになって好きになってくれて付き合えたことが本当に嬉しい。
「ねえ芽依ちゃん。」
「ん?」
涼太くんと一緒に居られる幸せを感じていると、改まった表情の涼太くんに話しかけられる。
「芽依ちゃん、俺と一緒に住まない?」

